こんにちは、すもる(@smalldreamhope)です。
昨日、1月7日は七草粥の日。
今年はお正月にお新客さんとして、おもてなしをしてもらった結果。。
七草粥に心底救われたので、記録しておこうと思います。
お新客さんの話
私の実家(兵庫・丹波)周辺では、新婚のお嫁さんの里(実家)へお正月に里帰りしたときは「お新客さん」として、いつもより上等のお正月料理をふるまい、おもてなししてもらう風習があります。
私たち夫婦は今年(2016年)がそのお新客さん。
ということで、いつもよりたくさんおもてなしを受けました。
「地元の料亭のおせち」や「鯛の塩焼き」に「大量のお餅」、「しぼりたての日本酒」、そして「すき焼き」

とても嬉しく、美味しかったのですが、いつも質素?に暮らしているので、胃腸さんはびっくりノックアウト!
4日、5日とスロースタート、6日は完全に食べる力も動く力もなく1日お休みしておりました。
そして7日、七草粥によって元気を取り戻し今に至ります。
今年は心底「七草粥」の素晴らしさを悟りました。
我が家の七草粥の話
あまり体調も良くないし、料理も苦手なわたくし。
てっとり早く近所のスーパーで七草セットを購入。

JA西条産。約300円。
西条ってどこかなと調べてみると、愛媛県東部の町でした。
名水百選の水で、約30年前から春の七草を栽培し、販売されているそうです。
七草セットの中身はこんな感じ

パックにたっぷり七草が入っていました。
せっかくなの機会なので、七草をならべてそれぞれの効能を調べました。

春の七草の効能
- 芹(せり)
- 薺(なずな)
- 御形(ごぎょう)
- 繁縷(はこべら)
- 仏の座(ほとけのざ)
- 菘(すずな)
- 蘿蔔(すずしろ)
貧血に良く、消化を助け黄胆を無くすと言われている
視力に良く、風邪気をさり、五臓に良いと言われている
吐き気を止め、痰を除き、熱を取ると言われている
歯痛に良いと言われている
整腸剤として胃腸に良いと言われている
利尿・便秘・鎮静作用があると言われている
痰を止めたり、風邪の薬になると言われている
参考:JA西条、七草研究会
ここで、そもそも七草粥って胃腸を整えるために食べると思ってるけどあってる?
と思い、歴史と意味を調べることに。
七草粥の歴史
もともとは中国の節句1月7日の「人の日」の儀式から。
占いを行い、晴天なら吉・雨天なら凶としていたそうです。
そして、その日に七種の若菜の羹:あつもの(熱く煮た吸い物)を食べ無病息災を願ったそう。
新春の生命力ある野花を摘んで食べる、それが邪気払いになったとか。
日本に伝わったのは平安時代、その時は七穀(米、アワ、キビ、ヒエ、ミノ、ゴマ、アズキ)を使った七穀粥だったそう。
鎌倉時代に名前や形から「縁起物」として、今と同じ七草が選ばれ、七草粥になったそうです。
なるほど。
現在では、お正月のご馳走で弱った胃腸を整える意味合いが広まっていますが、そもそもは、中国の節句の儀式のひとつとして始まったんですね。
これで旦那さんにも説明できるぞ!と若干得意げになったところで
さっそく七草粥づくりを開始しました。
JA西条さんの七草セットに米から炊き上げる作り方が載っていました。
しかし、今回は時間短縮のため、白ごはんから作る簡単バージョンで。
クックパッドのレシピを参考にしながら、最終的にはずぼら流自己流簡単仕上げ。
簡単・七草粥の材料(2人分)
- 七草セット:1パック
- ごはん:2膳
- 水:800ml
- 本だし(顆粒):小さじ1
- 塩:小さじ4分の1
簡単・七草粥の作り方
優しい味が、弱った胃腸を癒してくれました。
今日のまとめ
今まで七草ってなに?ということも考えずに、毎年今日の晩御飯はお粥か~物足りないな~といった感じで食べていましたが。。
そもそも七草粥は7日の朝に食べるもの!という事すら知らず、今回も晩御飯に七草粥でした。。とほほ。
でもまぁ、ライフスタイルも変わってきているし、いろんな食べ方があってもいいかと思いながら、うんちくを語りながら食卓へ運んだのでした。
来年は、お正月の食べ過ぎに注意しながら、7日の朝に七草粥を食すという文化を味合ってみたいと思います。
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kiitos!
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