こんにちは、カヨ(@smalldreamhope)です。
北近畿(特に福知山や丹波市)のお出かけスポットなどを紹介しています。
梅雨はあじさいの季節。
京都北部・福知山市にある「丹州観音寺(たんしゅうかんのんじ)」というお寺では、100種類1万株ものあじさいが咲き誇り、その美しい姿を見ようとたくさんの人が訪れています。
今回は、あじさい寺とも呼ばれている「丹州観音寺」をご紹介します。
目次
あじさい寺「観音寺」
京都府福知山市にある「丹州観音寺」は、奈良養老四年(720年)にこの地を訪れた法道仙人によって開かれたお寺です。
平安時代に丹波地方の観音信仰の中心になり、鎌倉時代には北条時頼・貞時等の比護を受け最盛期を迎えました。
ご本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩で、弘法大師や不動明王も祀られています。
あじさい寺といわれるわけ
観音寺があじさい寺といわれるようになったのは、観音様の霊力で眼病が治り、再び光明を得たお礼にと、七色に変化する光の花、あじさいを数本植樹されたのが始まり。
そのあじさいがよく育つので、観音寺の土地に合うのだろうと、多くのあじさいが植樹されました。
それにより、あじさい寺と呼ばれるようになり、今ではなんと、100種類1万株ものあじさいが咲くようになりました。
観音寺は、四季折々の花を巡る「関西花の寺二十五ヶ所霊場」の一番目のお寺でもあります。
最盛期は6月18日頃〜6月30日
観音寺境内・あじさいレポート
それでは、観音寺の境内とあじさいの様子を、写真とともにお送りします。
(こちらの写真は2016年6月中旬に行った時の様子です)
▼駐車場に着いたらすぐ、あじさいを見ることができます▼真っ青な美しいあじさい
駐車場の坂を登ると、観音寺の入り口が見えます。
▼門とあじさいが絵になります
▼門のところで立派な仁王像がお出迎え

▼門をくぐるとあじさいの道・途中に拝観料を払う受付があります
▼途中で素敵な句を見つけました
▼手水舎で清めて参拝へ
▼進行方向、向かって右の門が参拝順路
▼七観音霊場ここからあじさい巡りスタートです
▼斜面には、たくさんのあじさい
▼色とりどりのあじさいが見頃を迎えています
▼七色に変化する花「あじさい」を堪能できます

▼このあじさいを寺務所の縁側に座ってゆっくり眺めることができます
▼ガラスに映るあじさいも幻想的で綺麗です
この場所から本堂までの参拝順路が、あじさい巡りの道になっています。
▼順路を進むと、まるであじさいのトンネルのような場所があったり▼こんなかわいいハートのようなあじさいも
▼淡いピンクのあじさいも見ることができます
▼途中に「なげきの展望台」という看板が
▼100mほど狭い階段を登ります
登った先に何があるか!?
それは、実際行ってからのお楽しみ。
▼順路の途中、しっとりした苔とお地蔵さんこんな風景にも出会えます。
▼本堂への参拝の途中、とにかく間近でいろんな色のあじさいを見ることができます
▼こんな可憐な咲き始めの風景にも出会えました
▼あじさいを見ながらゆっくり10分ほど歩くと本堂へ到着です
▼本堂の隣には観音様がいらっしゃいます
▼あじさいに囲まれた鐘楼も綺麗です
▼鐘楼の中には、大きな御霊木(観音檜)
観音寺堂山から切り出された観音檜で、無病息災を願います。
▼本堂へ上った時に、小さな達磨を見つけました▼ずらーっと並んでます。なんだか、かわいい


もう一つ、写真右側の「にぎり花仏」もおみくじのようになっていて、箱の中からコレだと思う花仏さまを取ります。
ちょうど手で握れるサイズの木の仏様の背面に、その人にあった「花仏様からの言葉」が書かれています。
▼境内では、観音寺オリジナルの美しいあじさいハンカチが販売されています、参拝のお土産にいいですね
あじさい寺を楽しんだ後は
あじさいを見終わったあとは、寺茶屋でひと休みすることができます。

あじさいが咲いている時期のみのオープンで、あじさい饅頭や抹茶をいただけます。
▼寺茶屋の中では、住職さんの詩画展も行われています▼四季折々の花の絵と住職さんのことばがとても優しい
観音寺の住職である「小籔 実英(こやぶ じつえい)」7さんの説法を聞いたことがあるのですが、とてもわかりやすくて、面白くて、明日からも元気に頑張ろう!と前向きになるお話でした。
実英さんは住職になる前、国語の先生だったそう。
それもあってか、分かりやすくて優しい言葉がすっと胸に響くのだと思います。
あじさい祭り情報
お祭りではアトラクションや住職さんの説法などが行われます。
毎年6月第四日曜日
駐車場がいっぱいになるので、早めに行かれることをおすすめします。
あじさいの開花情報やお祭りの詳細などは観音寺のFacebookでチェックできます。
丹州観音寺情報
【場所】京都府福知山市観音寺1067
【連絡先】0773-27-1618
【拝観時間】9:00〜17:00
【拝観料】大人:350円/中学生:200円/小学生以下:無料

【アクセス】
■徒歩の場合
- JR山陰本線石原駅から徒歩15分
- JR福知山駅または綾部駅からバスで観音寺バス停まで15分(バス停から徒歩10分)
■車の場合
-
- 高速・舞鶴・若狭自動車道 福知山ICから綾部方面へ5分
- 近畿自動車道舞鶴線福知山ICから東へ5分
福知山市と綾部市を結ぶ府道8号線の中間位の所
【WEBサイト】丹州觀音寺WEBサイト
観音寺の駐車場について
観音寺の駐車場は普通車が50台停められます。
料金は無料、係りの方の指示に従って停めます。
駐車場からお寺まではとても近いので、便利です。
周辺の観光スポット
観音寺に行かれたら、ぜひ立ち寄ってもらいたい周辺観光スポットを紹介します。
福知山城とゆらのガーデン
明智光秀が築城した福知山城

天守から福知山の街を見ることができます。
福知山城のふもとには、ゆらのガーデンというレストランやカフェ、ショップが入った施設がありますので、そこで休憩もオススメです。

レストランやカフェでひとやすみ
観音寺から車で15分程
詳細はWEBサイトへ
福知山動物園
小さな動物園ですが、動物と触れ合えたり、餌をあげたり、楽しい動物園です。
入場料が大人210円、子ども(4歳から中学生)100円という安さも嬉しいところ。
レッサーパンダやフンボルトペンギン、シロテテナガザル、ミニブタなどたくさんの動物を見ることができます。

エサをねだる姿がかわいい
観音寺から車で20分程
まとめ
京都・福知山市のあじさい寺「丹州観音寺」をご紹介しました。
100種類1万株ものあじさいは見ものです!
晴れた日のあじさいも綺麗でしたが、雨に濡れしっとりとしたあじさいも、風情があり美しいですよ。
梅雨のお出かけにもオススメのスポットです。
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